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★2012-12-1★
ISOコンサルでヒドイ目にあった企業

 昨日から、新規にISO9001・14001に取組む企業さんへコンサルを開始してきました。その企業さんは、従業員30名ほどの会社で、役員の方は以前、別の企業でISO9001に取組んだ経験をお持ちでした。

 その別の企業でのISO9001の経験は、相当大変であったらしく、今回のISO9001・14001への取り組みを決定する際にも、かなり心配されていました。

 私は、いつも、ISOについて新規の打ち合わせを企業とする場合、次のように言います。

 「皆さん、ISOへ取組んだ企業(同業者)の“噂(うわさ)”として、
   ・余分と思われる文書・記録が増えた  ・社内が混乱している
   ・通常、6時で終わる業務が、ISO書類作成のために7時半まで残業になる
  などの、いろいろ悪い評判を聞いていると思いますが、これは本当のことなの
  でしょうか?・・・・残念ながらすべて本当のことでしょう。但し、そのようなヤリ
  方をすればの話ですけどね。今回、私が指導するに当たって、このようなヤリ
  方はしませんので安心してください。」
と。

 企業が新規にISOに取組む場合、失敗する原因で一番多いのがこの、
「今までのやり方を無視して、コンサルタントが用意したしくみをそのまま導入し、運用することです。」
 しかも、この担当コンサルタントが、ISOに取組む企業の業界のことをよく知らない場合は最悪ですね。

 前述のように、ヒドイ目にあったISO取組企業は、殆どが建設業、運送業であり、担当コンサルタントは製造業出身で、建設業、運送業のことをよく知らない場合にこのようなヒドイ事例が起こるのです(ホントにこの手の話はよく聞きます)。

 私も建設業の出身ではありませんが、建設業者さんへのコンサルティングやISO審査経験が数百社になってくると、“建設業界人”としての会話が普通にできるようになります。もちろん、高度な技術的なことはついていけませんが。

 やはり、無理のない成果の期待できるISO39001を導入するためには、その企業の現状を把握することが必要ですね。

 その“現状を把握する”ために担当コンサルタントにとって、必要なことは、その業界の知識に精通していることです。仮に、運送業者さんがISO39001に取組むのであれば、運送業界のことに精通しているコンサルタントに依頼すべきでしょう。間違っても、製造業のことしか知らないコンサルタントでは、とんでもないことになって今いますね。

 今日のブログの最後に、少々お浚いとして、「プロセス」についてお話ししましょう。

 通常、「プロセス」とは、ISOでは、「インプット(入力)」を「アウトプット(出力)」に変えることでしたね。最後に、その図を掲載して本日はサヨナラです。

ISO39001エキスパート・コンサルタント


★2012-12-1★

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