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★2013-2-20★
ISOに取組みつまづいてしまう企業

 今日は、ISO39001コンサルの第1回目の会社に伺います。

 そのために、名古屋駅6時41分発のぞみに乗ったところです。
 何とラッキーなことに隣の席が空いています。これで、心置きなくパソコンで仕事ができます。

 では、本日の話題の本題に入りましょう。
 昨日、ISO39001に興味を持たれている企業の方をお話ししたのですが、その企業はISO9001(QMS)とISO14001(EMS)に取組んだ経験があり、次のようなことを仰られていました。

 「ISO9001(QMS)には10年以上前に取組んだのですが、そのとき、お願いしたコンサルタントが製造業出身の方で、当社とはまったく違う業種なのに、すべて製造業に当てはめ、『製造業ではこれくらい普通ですから』と、膨大な文書の作成を指示され、ものすごく大変でした。その後、ISO14001(EMS)に取組んだときは、別のコンサルに依頼したのですが、ボールペン一本の購入からあれやこれやと指示され大変でした。私たちもISO14001(EMS)のことはよく判らなかったので、そのまま指示に従ったのですが、今になって分かったことは、当社の業種にとっては “ボールペン一本の購入”はあまり重要ではなかったということです。このように、当社はISOに取組むときコンサルに泣かされてきたのでISO39001に取組むときのコンサル選びは慎重にしたいのです。山本さんはこのようなコンサルタントではないですよね?」

 私(山本)が、その方に回答した内容は、皆様の想像通りですので割愛しますが、実際、前述のような企業さんに沢山出くわしてきました。

 コンサルタントの引き合いでお邪魔した時もそのようなお話を伺うのですが、何よりも審査で伺ったとき、経営者や管理責任者(ISOの推進責任者)から、このようなコンサルタントの愚痴を聞かされます。

 実際、最悪の場合、「お金(コンサル料金)は、これからもお支払いしますので、もう当社には来ないでください」とコンサルタントにお願いされた企業が二社もありました。

 このような事例は、極端ですが、このISO39001(RTSMS)についても同様なことが起こり得ると考えています。

 その理由として、今まで運輸業界に殆どかかわったことのないコンサルタントが、ISO39001(RTSMS)のコンサルティング活動に参入してくる場合です。

 もちろん、それなりの勉強をされてから算入されるコンサルタントの方もいらっしゃると思いますが、全てではありませんね。

 10年以上前に、ISO9001(QMS)の審査やコンサルタントを始める方や既に実施している方で、製造業出身の方が僅かですがいらっしゃいました。

 そのような、製造業出身の審査員やコンサルタントの方に、製造業出身の審査員やコンサルタントの方は、よく、次ようなことを仰っていました。

               「製造業の出身でもないくせに」

 その後、建設業でISO9001(QMS)やISO14001(EMS)の認証取得ブームが来るとこれらの製造業出身の審査員やコンサルタントの方が建設業者に対する審査やコンサルティングを実施され大変な目にあった建設業者もあります。

 ISO39001(RTSMS)を運輸事業者に指導する場合、

             「運輸業界のこともよく知らないくせに」

 と言われないようにしなくてはなりませんね。

 もちろん、ISO39001(RTSMS)を指導するうえでは、ISO9001(QMS)やISO14001(EMS)の知識は必要不可欠ですが、運輸業界の知識も身に付けておきたいものですね。

 ISO39001(RTSMS)コンサルタント選びについてはコチラ
 

★2013-2-20★

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