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★2013-9-11★
本業の評価を高くしよう

昨日、一昨日とISO9001・14001の審査を担当してきました。

その中で、昨日の審査の際、経営者インタビューで社長が仰っていた「まさに!」という意見を紹介したいと思います。

その受審企業は、公共工事を中心に施工している建設業者です。

その社長曰く、「地域貢献とかイメージアップ等の建設業者としての技術力や施工品質と関係が無い部分を指標に、“優良建設業者”と評価されている場合が多い。これでは本末転倒ではなく?」とのご意見でした。

もちろん、その受審企業は地域貢献もイメージアップ対策も施したうえでこのような意見を持っています。

通常、公共工事竣工後に発注者である行政機関から、当該工事について評価点が付与されます。100点満点で。

その100点の配点は、発注者によりまちまちですが、最近は“創意工夫項目”が配点のウェイトを占めています。その“創意工夫項目”に地域貢献やイメージアップ対策が含まれていたり、別枠で評価対象となっています。

現在のように社会が成熟してくると「製品やサービスの品質が良いのは当たり前で、いかに付加価値を付けることが必要か」という意見が言われており、同感ではあるのですが “製品やサービスの品質が良いのは当たり前” という前提が崩れている現実をよく目にします。

運送業者がISO39001に取組む場合、対応すべく基本的なことに対処したうえでISO39001に取組んでいただきたいのです。

運送業者の基本的なこととは、「安定輸送(誤配の無いこと・遅配の無いこと)」「安全輸送(事故の無いこと)」「乗務員のマナー(運転マナーも含む)」等ではないでしょうか。
これらが出来ていないのに、ISO39001に取組むのは本末転倒かもしれません。

そうしますと、ISO39001よりISO9001(QMS:品質マネジメントシステム)の方が重要なのかもしれません。
さらに、交通事故防止対策はISO39001で実施しなくても、ISO9001(QMS)に含めてPDCAを廻せることもできることを付け加えておきます。

ISO39001は、「ゴマカシのきかない骨太のISO」であることも悪れないでくださいね。

★2013-9-11★

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