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★2014-7-7★
運送業界に明るい社会保険労務士が居ない?
前回のブログでも書きましたが、当サイトはISO39001コンサルタントとして運営していますが、私自身、社会保険労務士として平成3年7月に登録して今年で23年が経過しました。
当初から社会保険労務士として運送業界を専門にしていたわけではありませんが、平成8年くらいから運送業者おお客様が増え、現在に至っております。
ですから、運送業界に明るい社会保険労務士として位置付けられているようです。
そのような中で、運送業者さんから聞かされる内容として、
「社会保険労務士として改善基準についてもご存じない方が多いのです」とのこと。
確かに、社会保険労務士としての開業歴が長くても運送業者さんと顧問契約をしていないと「改善基準」を知らない社会保険労務士も多いのが事実でしょう。
また、この「改善基準」は、机上の知識だけでは使えないので、数値だけ暗記したとしても(月の拘束時間293時間・・・)、実際の現場では使いないことが多いのも事実ですね。
先週の土曜日(7月5日)に、某県のトラック協会のセミナー講師をさせて頂いた際、或る運輸業者の社長さんから次のようなことをことを聞かされました。
「現在、社会保険労務士とは顧問契約はしていませんが、就業規則の改定もしなくてはならないので、運送業に詳しい社会保険労務士と顧問契約をしたいのですが、なかなか見つかりません。」
確かに、一見、運送業に詳しい社会保険労務士は居るのかもしれませんが、前述の社長さんは非常に優秀な社長さんで管理はもちろん現場の事も熟知してる社長さんなので “一見、運送業に詳しい社会保険労務士” の “一見” をすぐに見破ってしまうのですね。
また、先週、某出版から出版依頼についての打合せをさせて頂いた際、前述と同様に運送業関係の執筆を依頼できる社会保険労務士さんは非常に稀であるとのことでした。
もちろん、ISO39001に明るい社会保険労務士に比べれば、運送業界に明るい社会保険労務士は沢山いるでしょうが、少ないことは事実のようですね。
しかし、実は私が運営している
運輸安全ドットコムや当サイト(ISO39001ドットコム)の登録者は運輸事業者さんだけではなく、社会保険労務士の方もたくさん登録されています。
ですから、その社会保険労務士の方の運送業界でのご活躍に期待したいと思います。もちろん、既にご活躍されている社会保険労務士の方もいらっしゃると思いますが。
安心してISO39001に取組むためには日頃の労務管理あってこそですからね。
★2014-7-7★
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