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お元気ですか!

ISO39001エキスパートの

あおいコンサルタントの山本昌幸です。

ISO39001メールゼミ第11回です。

 

今回は、

企業や組織が

ISO39001に取組む場合の必要な知識。

   &

ISO39001コンサルタントを実施する場合に

コンサルタントが身につけなくてはならない知識を

解説しますね。

 

この15年間、

ISO審査業務・コンサル業務にどっぷりと浸かってきた経験を

元にお伝えしますね。

 

前回、「その1」として

「ISO9001:品質マネジメントシステム」の

知識が必要であることを説明しました。

 

今回は、その2です。

 

その2―――ISO14001の知識―――その2

(ISO14001=環境マネジメントシステム)

 

ISO14001(環境マネジメントシステム)の

知識を有していること非常に重要です。

 

前回、説明しましたように、

ISO39001は、

「運輸安全マネジメント」との類似性が高く、

その「運輸安全マネジメント」は

ISO9001を参考に策定されたことから、

ISO39001とISO9001は非常に類似性が高いと

思われている方も多いと思います。

 

その考えは、間違いではありませんが、

実は、ISO39001は、

ISO9001より、

ISO14001との類似性が高い規格なのです。

 

実際、

スウェーデンのISO39001策定の責任者も

「ISO39001は、ISO9001よりもISO14001に近い。

また、OHSAS18001にも近い」

と仰っていました。

 

ISO39001に関して、

まともな知識を有している方であれば、

ISO39001のなかでも6章が

最重要項目であることに異論はないと思います。

 

その6章の中でも一番重要な

“6.3RTS performance factors”は、正直、

ISO14001の“4.3.1環境側面”を

理解していないと咀嚼できないと思います。

 

仮に、ISO14001の

“4.3.1環境側面”を

理解していない方が、

ISO39001の

“6.3 RTS performance factors”を読み、

「解かりました」と理解したつもりでも、

それは、

誤解なのではないか?と思います。

 

このメールゼミをお読みの

ISO39001取組み予定の企業の方、

ISO39001コンサル活動を始めようとしている方、

ぜひ、ISO14001の“環境側面”“著しい環境側面”できれば、

“組織が管理できる環境側面”

“組織が影響を及ぼすことができる環境側面”を

深く理解してください。

 

でも、ここでまた一つ注意点!

いくら、

「ISO14001の“著しい環境側面”を理解していないと、

ISO39001の理解はあり得ない」といっても、

断片的にISO14001の

“4.3.1環境側面”を理解しても意味が無いのです。

 

“4.3.1環境側面”で

“著しい環境側面”を理解したとしても

その“著しい環境側面”が

ISO14001上でどのように展開するのか

規格全体を理解していないと意味が無いのです。

 

となると、

ISO14001も審査員レベルの理解が

必要なことをご理解いただけると思います。

 

その他、

ISO39001には、

ISO14001を参考にしたと思える要求事項がたくさんあります。

 

今回は

ここまでにしますね。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。



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