■ ISO39001(道路交通安全マネジメントシステム)専門サイト ■

ISO39001専門サイト

■ ISO39001研修・講座 第12回 ■

 

お元気ですか!

ISO39001エキスパートの

あおいコンサルタントの山本昌幸です。

ISO39001メールゼミ第12回です。

 

今回も

企業や組織が

ISO39001に取組む場合の必要な知識。

   &

ISO39001コンサルタントを実施する場合に

コンサルタントが身につけなくてはならない知識の

第3回目をお届けします。

 

前々回は、

第1回目として

「ISO9001:品質マネジメントシステム」の

知識を解説しました。

 

前回は、

第2回目として

「ISO14001:環境マネジメントシステム」の

知識を解説しました。

 

今回は、

第3回目として

「改善基準告示」を解説します。

(今回は、トラック運転者の改善基準告示です)

 

この「改善基準告示」は、

ISO39001の

「6.3:RTS performance factors」の

疲労、アルコール及び薬物等を考慮したドライバーの健康状態」を

管理するうえで

非常に重要ですね。

 

「改善基準告示」については、

社会保険労務士が専門家ですから、

詳細については、

あなたの会社が顧問契約している

社会保険労務士さんにお尋ねくださいね。

 

そうそう、一言付け加えますと

私(山本)も

社会保険労務士なのです。

 

ですから、今回は、

「改善基準告示」の専門家である

社会保険労務士として

当メールゼミをお届けします。

 

「改善基準告示」とは、

自動車運転者の労働時間等の

労働条件の改善をするための告示です。

 

通常、労働条件に関する法令は

労働基準法ですが、

自動車運転者の場合、

労働基準法だけの括りでは無理があり

このような告示が出されました。

 

では、内容を見てみましょう。

 

当メールゼミでは

詳細については省きますが

概略を学んでください。

 

まず、

一か月の拘束時間は、

293時間までです。

 

拘束時間とは、

労働時間(所定労働時間と所定外労働時間の合計)と

休憩時間の合計のことです。

 

そして、

一年の拘束時間は、

3516時間までです。

 

但し、

年間、3516時間を超えない範囲で

一か月の拘束時間を

320時間まで延長することができます。

 

この、320時間まで

延長できるのは一年のうち

六か月までです。

 

次に

連続運転時間です。

 

連続運転時間は、

4時間までです。

 

この4時間を

一度リセットするには、

30分以上の

休憩等(運転離脱時間)が

必要です。

 

当メールゼミをお読みの

運送事業者の方は、

この辺のことはよくご存じだと思われますので

これくらいにしておきますね。

 

今回の時間等は、

トラック運転者についてであり、

タクシー運転者や

バス運転者は

異なる内容もありますのでご注意くださいね。

ISO39001を構築・運用するうえでの重要事項である

「改善基準告示」。

ぜひ、知識を身に付けてくださいね。
 

今回は

ここまでにしますね。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。




 とにかく、ISO39001について質問したい方、コンサル依頼はコチラ ↓↓↓ 
ISO39001について質問する

電話での問い合わせは・・・
 ☎052-269-3755
(あおいコンサルタント株式会社)山本まで。


HOME - ■ISO39001とは?■ - ■後藤プロフィール■ - ■山本プロフィール■ - ■末廣プロフィール■ - ■お問い合わせ■

■プライバシーポリシー■