■ ISO39001(道路交通安全マネジメントシステム)専門サイト ■

ISO39001専門サイト

■ ISO39001研修・講座 第17回 ■

 
 

こんにちは!

ISO39001エキスパートのあおいコンサルタントの山本昌幸です。

ISO39001メールゼミ第17回です。

 

今回からは、いよいよISO39001の規格の解説を始めていきたいと思います。

 

では、始めましょう。

 

4.1

組織及びそのう状況の理解

 

これは、組織とその背景の理解

 としておきましょう。

 

これは、

 

死亡事故・重傷事故を防ぐために

自社はどのような立場にあるのか?

 

目的である死亡事故・重傷事故防止を

実現するためにどのような

問題があるのかを認識し、

内部、外部の問題を決定しなくてはなりません。

 

 

4.2

利害関係者のニーズ及び期待の理解

 

RTSMSに取組む場合、

次のことを決定しなくてはなりません。

 

・利害関係者は誰なのか?

・だれのためのRTSMSなのか?

・ベクトルが向いている方向は?

・利害関係者からナニを要求されているのか?

・関連する法令等は何か?

 

ISO9001やISO14001に

馴染みのない方が

「利害関係者」と耳にすると、

よくわからないかもしれませんね。

 

ここでの

「利害関係者」とは、

自社の活動によって影響を受ける全ての

組織やヒトと考えるべきでしょう。

 

要するに自社以外すべてと捉えるべきですね。

 

 

4.3

RTSMSの適用範囲の決定

 

自社がISO39001(RTSMS)に取組む場合の

適用範囲を次の事項を参考に決定します。

 

・4.1の組織とその背景の理解

・4.2の利害関係者からの要求

・6章の要求事項

 

この適用範囲は、原則、自社の裁量で決定できますが、

建設業者がISO9001やISO14001に

取組む場合に流行った、

 

「土木工事の施工。公共工事に限る」 や

「元請建築工事の施工」や

「管工事の施工(但し、三千万以上の物件に限る)」

 

みたいな、限定をつけることは

非常に良くないことだと思います。

 

もちろん、止むおえない場合も想定されますが

ISO39001の目的である

交通死亡事故・重傷事故の防止を勘案した場合、

ISO39001では避けたい適用範囲ですね。

 

 

4.4

RTS マネジメントシステム

 

RTSMSの全体像にあたる部分ですね。

 

当規格に合致した、

RTSMSを確立、実施、維持及び改善しなくては

ならないと規定されています。

 

今回はここまでにしますね。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございます。




 とにかく、ISO39001について質問したい方、コンサル依頼はコチラ ↓↓↓ 
ISO39001について質問する

電話での問い合わせは・・・
 ☎052-269-3755
(あおいコンサルタント株式会社)山本まで。


HOME - ■ISO39001とは?■ - ■後藤プロフィール■ - ■山本プロフィール■ - ■末廣プロフィール■ - ■お問い合わせ■

■プライバシーポリシー■