こんにちは!
ISO39001エキスパートの
あおいコンサルタントの山本昌幸です。
ISO39001メールゼミ第18回です。
前回からは、いよいよISO39001の
規格の解説に入りました。
前回は、「第4章」を説明しました。
今回は、
「5.1 リーダーシップ及びコミットメント」
の説明です。
これは、
ISO9001(JISQ9001)の
「5.1経営者のコミットメント」と
類似していますが、
経営者の責任が強化されたイメージです。
そのため、
文章量も多くなっています。
(箇条書きで14項目)
この中には、
他のISO審査規格(ISO9001やISO14001)との
重複部分も多いのですが、
重要な個所を確認していきましょう。
私が感じている当項目の一番重要な個所は
「プロセスアプローチの採用についてです」
次が、日本語訳した内容です。
望ましいRTSの結果を達成するために、
組織とすべてのレベルでプロセスアプローチを
自組織が採用することを確認する。
「プロセスアプローチ」・・・
ISO9001(QMS:品質マネジメントシステム)に
長いこと携わってきた方にとっては
身体にしみ込んだ文言ですね。
逆に
ISO39001(RTSMS:道路交通安全マネジメントシステム)
で初めて、
ISOに興味を持たれた方にとっては
「なに?」って感じかもしれませんね。
私も2000年に
某ISO審査登録機関で審査員として活動していたころ
(今も審査員として現役ですが)
ISO9001(QMS)が
1994年版から2000年版に改訂されるに当たって
「品質マネジメントシステムの8原則」の一つとして
この
「プロセスアプローチ」を叩き込まれました。
プロセスアプローチとは簡単に説明しますと
良い結果を出すためには
やるべきことがいくつもあり
そのいくつもあるやるべきことを
万遍なく管理することです。
今回はここまでにしますね。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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