ISO39001メールゼミ 第7回目
ISO39001メールゼミ第7回です。
今回は、
前回に続き
「ISO39001」の
「用語と定義」です
前回同様、当メールゼミでの解説は
ISO39001のDIS段階での
筆者の解釈によるものとご理解ください。
では、続きです。
「監視」:
しくみやプロセスの状態などを確認するために
見張ること でしょうか。
どうも「見張り」というと
印象がよくありませんので、
英文通り
「モニタリングする」と言う方が
皆さんもピンと来るかもしれませんね。
「測定」:
数値を決定するプロセスのことですね。
「測定の結果、10件のヒヤリハットが発生していた」
など。
「監査」:
或る一定の基準が満たされていることを
判定するために
客観的事実を基に判定するしくみですね。
自分の組織(会社)に対して
自分たち(従業員等)が実施する監査のことを
「内部監査」と言います。
また、利害関係の無い第三者が
実施する監査のことを通常
「審査」や「第三者監査」と言います。
他にも、
「第一者監査」(通常、内部監査を指します)、
「第二者監査」があります。
「有効性」:
計画と実施の結果、
達成された程度のことですね。
「適合」:
要求事項を満たしていることですね。
「不適合」:
要求事項を満たしていないこと。
「監査員」:
内部監査や審査を行う力量を有した人です。
ですから、内部監査員の力量を満たしていない
内部監査員が実施した
内部監査は、無効となりますよね。
「修正」:
不適合を処置するための処置です。
「手直し」とするとわかりやすいかもしれません。
「是正処置」:
不適合発生の根本原因を取り除き
再発防止を行うことですね。
「不適合の処置」と
「是正処置」を混同しないでくださいね。
「継続的改善」:
要求事項を満たすために(満たす能力向上のため)、
繰り返し行われる活動ですね。
「予防処置」:
起こり得る不適合や望ましくない状況の
原因を予め取り除き、
発生を予防すること。
先ほど、
「不適合の処置」と
「是正処置」を混同しないでくださいね。
と、書きましたが、
そのことを「予防処置」をふくめて、
私が運営している「運輸安全.com」で
詳しく説明していますので、
次のサイトを参考にしてくださいね。
http://www.unyuanzen.net/zemi41.html
http://www.unyuanzen.net/zemi42.html
http://www.unyuanzen.net/zemi43.html
http://www.unyuanzen.net/zemi44.html
今回は、ここまでにしましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
ISO39001コンサルタント・専門家 山本昌幸
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